2012年03月19日
平成24年度の経審

建設業の経営規模等審査(経審)が来月からスターするにあたって
このところ県の説明会が各地で行われています。
私は経営規模等審査の事前審査員として7年ほど、浜松土木会場での
審査を担当させていただいています。
平成23年度は、社会性等の審査項目に、ISO認証と建設機械の保有が
追加されたこと、そして技術職員についての社会保険の加入を確認する
という変更がされました。
この運用については、具体的な判断資料の扱いについて、経審会場で
申請者の皆さんも困惑されたこともあったかと思います。
今年度はそのあたりの整理がされ、より客観性の高い審査方法にマイナー
チェンジされます。
建設機械の保有について、確認資料は23年度よりも柔軟性をもたせた
審査になります。
そして、今年度のポイントは、何といっても社会保険未加入の取扱いです。
技術職員名簿及び会計士等(経理事務士)のなかで、加入義務があるのに
加入していない方がいらっしゃる場合には、社会性等の項目における
事業所としての健康保険・厚生年金の加入が「なし」という扱いになる
という変更がされました。
加入の有無は、30点の減点項目になりますので、点数の維持やアップの
うえでも大変な損失となります。
とはいえ、未加入で減点されたとしても、技術職員に記載することが禁止
されている訳ではありません。
これまでどおり、給与支払額が10万円以上(詳細は省略します)という規定は
24年度も存続していますので、お間違えのないようにしてください。
ご相談はお気軽に(^◇^)塩崎事務所
Posted by シオ at 09:54│Comments(0)