プロフィール
シオ
シオ
本名 塩﨑宏晃。
1971年生まれ かに座 B型。
中学の頃は建築家になることを夢見ましたが、次第に法律関係の仕事で独立開業を志すようになり、8年間の修行時代を経て31才で行政書士事務所登録しました。
現在は、建設土木、廃棄物処理にたずさわる法人のお客様を中心に、行政手続代行やコンプライアンス、事業継続・承継のお手伝いをさせていただいてます。

行政書士塩﨑事務所 
浜松市東区天龍川町536-2
℡053-545-9171
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2011年12月02日

相続財産の調査

おはようございます。
昨日の相続関係人の調査に引きつづき、今朝は
相続財産の調査について。

被相続人(亡くなった方)が残した財産には何かあるのか?
保険、預貯金、不動産がポピュラーなものだと思います。

今回は不動産について、少し説明したいと思います。

まずは、先代が管理していた書類を確認することです。
権利書、契約書、市町村からの通知書などを見て
内容を確認してください。

同じ市町村内の土地・建物については、税務課の窓口で
「固定資産名寄台帳の写し」を取り寄せますと、一覧で
確認することができます。

ほかの町にも不動産を持っているときには、忘れずに
それぞれの市町村役場で取り寄せてください。

名寄せ帳は、固定資産税を納税する方ごとに整理されて
いるため、注意しなければならない点があります。

共有の物件の場合、「山田太郎他」という形の表記になり
全員の氏名が表示されません。

一軒の世帯であっても、ひとりひとり別々に印刷されます。

所有していても課税されない物件(例:道路の一部)は
名寄せ帳に掲載されていないことがあります。

最終的には、法務局で登記事項証明書等を取り寄せて
現在登記されている内容を確認します。

すると、所有権の他にも、仮登記、抵当権設定登記など
第三者の権利が登記されていることも確認できます。

前から宅地として使用しているのに、農地であった。
建物が登記されていなかった。

などなど、権利関係以外の状況も確認できます。

場合によっては、これらの問題への対応も必要になります。

いずれにしても、複数の資料を突き合わせ、詳しく事情を
知る人に話を聞き、もれがないようにすることが大切です。



よろしかったら、塩崎事務所HPもご覧ください(^◇^)


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