2010年03月18日
経審の説明会
昨日は、経審の事前審査員を対象とした説明会がありました。
経審は県の建設業室が執りおこなう「経営規模等審査」のことで
主に公共工事の契約を希望する建設業者さんが受けられます。
県内では5000社弱、浜松土木事務所管内で1000社程、
袋井土木事務所管内で500社程の建設業者さんが受けて
いらっしゃいます。
私は説明会を設営する側の、行政書士会の建設業委員なのですが
午前中にどうしても外せない要件が入ってしまったので午後から
参加しました。
今年度は要領に大きな変更はなく、マイナーチェンジのみです。
ただし、今後はチェックが厳しくなるであろう、2点だけ注意事項を
あげておきたいと思います。
1.完成工事高のチェック
完成工事高に、請負工事以外による収益が含まれていないか
元帳等の内容も含め精査します。
例えば・・・
造園工事における維持・管理業務による収益
解体工事における金属くずの売却益
不動産の販売や賃貸による収益
2.技術職員名簿のチェック
政府の基準では、社会保険(厚生年金・健康保険)に加入している
ことが必要になっていますが、静岡県では従来から実情に照らして
賃金台帳で確認を取ってきました。
そのことに変更はありませんが、常勤の目安としている月額10万円が
「基本給で10万円」と明記されました。
こちらも審査で確認を取ることになりました。
また、長期休暇(産休、育休、傷病など)の場合は別途社会保険の加入
について確認を取ることになりました。
いずれにしても、工事実績と技術職員は2大チェック項目として、作成した
書類が、提示する資料と整合性がとれているのか、しっかりと精査して
準備をしていただきたいと思います。
よろしかったら、ホームページも覗いてみてください(^_^)v
経審は県の建設業室が執りおこなう「経営規模等審査」のことで
主に公共工事の契約を希望する建設業者さんが受けられます。
県内では5000社弱、浜松土木事務所管内で1000社程、
袋井土木事務所管内で500社程の建設業者さんが受けて
いらっしゃいます。
私は説明会を設営する側の、行政書士会の建設業委員なのですが
午前中にどうしても外せない要件が入ってしまったので午後から
参加しました。
今年度は要領に大きな変更はなく、マイナーチェンジのみです。
ただし、今後はチェックが厳しくなるであろう、2点だけ注意事項を
あげておきたいと思います。
1.完成工事高のチェック
完成工事高に、請負工事以外による収益が含まれていないか
元帳等の内容も含め精査します。
例えば・・・
造園工事における維持・管理業務による収益
解体工事における金属くずの売却益
不動産の販売や賃貸による収益
2.技術職員名簿のチェック
政府の基準では、社会保険(厚生年金・健康保険)に加入している
ことが必要になっていますが、静岡県では従来から実情に照らして
賃金台帳で確認を取ってきました。
そのことに変更はありませんが、常勤の目安としている月額10万円が
「基本給で10万円」と明記されました。
こちらも審査で確認を取ることになりました。
また、長期休暇(産休、育休、傷病など)の場合は別途社会保険の加入
について確認を取ることになりました。
いずれにしても、工事実績と技術職員は2大チェック項目として、作成した
書類が、提示する資料と整合性がとれているのか、しっかりと精査して
準備をしていただきたいと思います。
よろしかったら、ホームページも覗いてみてください(^_^)v
Posted by シオ at 15:38│Comments(0)