プロフィール
シオ
シオ
本名 塩﨑宏晃。
1971年生まれ かに座 B型。
中学の頃は建築家になることを夢見ましたが、次第に法律関係の仕事で独立開業を志すようになり、8年間の修行時代を経て31才で行政書士事務所登録しました。
現在は、建設土木、廃棄物処理にたずさわる法人のお客様を中心に、行政手続代行やコンプライアンス、事業継続・承継のお手伝いをさせていただいてます。

行政書士塩﨑事務所 
浜松市東区天龍川町536-2
℡053-545-9171
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2008年03月31日

ちょっと固いお話(廃棄物処理法について)

先週ですが、竹中工務店が法隆寺の所有地に建設廃材を放置したという
ニュースがありました。

法隆寺の修復工事にともなって排出された
廃棄物を、竹中工務店の下請業者が法隆寺の所有する山林の敷地内に
放置してしまったと言うことです。

何と言っても世界遺産でもある超有名なお寺ですので驚きました。
詳しくはこちら→http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080329k0000m040134000c.html

法隆寺側は「誠に遺憾である」というコメントを出したようですが
廃棄物処理法では、こういうアクシデントがあった場合に、まことに遺憾では
済まされない、発注者(ここでは法隆寺)に排出事業者責任という大変に
重い責任が課せられています。

1.処理業者が引き取るまでのあいだ安全に保管する義務
2.排出する廃棄物の性状や数量を把握する義務
3.適正な処理業者に処分を委託する義務
4.処理業者と委託契約書を取り交わす義務
5.マニフェストを発行し又保管する義務

このように様々な義務が課せられているのは、廃棄物が発生してから
最終処分されるまでの責任が、発注者側にあるからです。

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