経理事務の大切さ
当事務所で、5年前に会社設立から建設業許可取得、そして経営規模等審査(経審)
産業廃棄物収集運搬業と一気にやらせていただいたお客様の件です。
その後のリーマンショックから受注環境の悪化があり、経営規模等審査(経審)の依頼は
3年ほど見送りしていました。
今年はどうするか?
社長からのお返事は、「経審もやって、地元自治体の入札参加もしたい」という方針転換でした。
これは公共の工事のチャンスも積極的に模索していきたいという意思表示です。
まずは、決算書等の会計帳簿類の中身をチェック。
すると、税引き前利益もしっかり出しており、業績が下降した数年前より格段に良くなっていました。
そして、3年ぶりに会計帳簿を詳しくチェックした当事務所の担当社員から、「以前よりも格段に
帳簿の管理・保存状況が良くなっています」との報告。
さっそく、顧問税理士の担当者のかたに事情を伺ってみました。
数年前の業績悪化時に、社長自ら入出金のチェックをしっかりと行うようになった。
支払条件の良い取引先との関係を強化した。
という回答をいただきました。これには当事務所の担当者も納得。
このブログで何度も取り上げているように、業績の良い或いは安定している会社は、必ずといって
いいほど、経理事務がしっかりしています。
しかしこういった鉄則を、業績の悪化時にご指導さしあげられなかったことは、当事務所の
力不足、反省点です。
生きた教科書として、今後の業務の中に活かしていかなければなりません。
なんにしても、いい決算書と前向きな依頼は、楽しいですね。
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☆街のお助けマン☆行政書士塩崎宏晃☆
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