建設業の経営革新について(その2)

シオ

2012年05月22日 08:21


昨日に引き続き、建設業の経営革新について書き込みます。

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いま環境の変化が起きている
       ↓
これは自社の市場にとってどのような影響があるのか
       ↓
いま会社にある資産を活かし対応する手はないか
       ↓
新しい戦略を練る
       ↓
戦略に肉付けしてプランを作る

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始めに大切になるのは「感性」
すなわち自社の内部ととりまく環境を「素直に」感じ取ることです。

借り物の知識や理論では、自社にとって本当に大切なことは見えてきません。

また日常の業務を処理するうえでの判断基準が、ここでは邪魔になってしまう
かもしれません。

リラックスして、頭の中が軽くなった状態で臨んでもらいたいと思います。

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ここまでが昨日のパートです。
今日は対応する手を考えるパートですがここでは、SWOT分析を活用します。

〇自社の強み(S)・・・いいところ、自慢できるところ
〇自社の弱み(W)・・・直したいな~と思っているところ
〇市場の機会(O)・・・仕事が増えそうと思える動き
〇市場の脅威(T)・・・仕事が減りそうと思える動き


これを4つの枠に書き出してみてください。
できたら、4つの要素を掛け合わせてアイデアを練ってみます。

〇自社の強み×市場の機会
〇自社の強み×市場の脅威
〇自社の弱み×市場の機会
〇自社の弱み×市場の脅威


どこのどんなお客さんにどんなことを提供すれば仕事になりそうか?

想像すると、わくわくしてくることが大切です。

なにか新しい戦略の「種」がでてくるまでコロコロ転がしてみてください。

ただし、戦略の行き着く先は「お客様に選ばれること」ですので、この視点だけは
外さないようにしてください。

「おたくに頼んでよかったよ~」と喜ぶお客様が想像できなければなりません。


今日はここまでにします。


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街のお助けマン☆行政書士塩崎宏晃