貸借対照表をチェックして経営する

シオ

2012年02月21日 08:11


昨晩は、木村勝男氏を講師に招いての経営の勉強会に出席しました。

氏の経営するUBI株式会社は、社員一人当たりの「利益余剰金」を
劇的かつ大企業並みに増大させることで、社会的信用を得て、そこに
てこの原理を使って、事業を拡大されています。

会社を経営する、とは様々な仕事の集合体ですが、シンプルにすれば
お金を集め、お金を使い、お金を貯めること。

大切なのは、売上を増やすことではなく、いかにお金を集めて、いかに
お金を貯めるのか、であると。

そこで注目しなければならないのが、貸借対照表ということになります。

貸借対照表の左側には、お金の使い道が記されています。
現預金、売掛金、固定資産、有価証券などなど。

右側の上部には、お金の調達先が記されています。
借入金、買掛金、社債など。

右側の下部には、どれだけ会社にお金が残っているかが記されています。
資本金、利益余剰金など。

この仕組みを理解して、利益を積み上げ続けることが最も大切である
という教訓でした。

私どものお客さまでも「どしゃぶり」と言われる建設業界において、しっかりと
利益を確保していらっしゃる会社はいくつかあります。

共通していることは、利益を出し、税金を払い、残った利益準備金を、
毎年、毎年、着実に積み上げていらっしゃることです。

利益をためておくことが、会社の足腰の強さになり好循環を生みます。
例えば。。。

○現金で安く仕入れができる。
○値下げして無理に仕事を取らない。
○従業員さんを解雇(減給)せずに済む。
○スピーディーに投資(人材、資材)できる。

昔から、長く繁栄している企業なら当たり前のように実行してきたこと。
あらためて、教訓となりました。


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