魚になるまで泳げ

シオ

2009年08月04日 08:18

「魚になるまで泳げ」

亡くなった古橋廣之進さんの言葉です。
古い精神論的な言葉のようですが、今回の報道で
何度も耳目にするうちに、好きになりました。

多いときには一日なんと3万メートルも泳いだ古橋さんの
頭の中は、きっと四六時中、泳ぐことばかりだったのでは
ないかと思います。
身も心も水の中にあった、古橋さんならではの自然な
言葉だと思います。

「○○になるまで○○しろ」(○○になりきれ)というのは、きっと
誰にもあてはまるメッセージです。

昨今の自己啓発本などでは、「○○力でライバルに差を付ける」
とか洒落た言葉がいろいろと繰り出されてきます。
それも良いですが、古橋さんのような無骨な言葉は、逆に
心に残る気がします。

先人の無骨な言葉には、他にもこんなものがあります。

本田宗一郎

景気・不景気は竹のようなもので
不景気はまさに竹のフシだ。
フシがあるからこそ竹は
雪にも負けない強さを持つのだ。
こういう時こそ企業の基礎固めができる。

松下幸之助

商人に好不況はない。
いずれにしても
儲けなければならない。

ベーブルース

諦めない奴には、勝てないよ。


私は今、手帳にこの言葉が書かれた紙を挟んでいます。